2つの軸でアルバイトを選ぼう


 時間はあるけどお金が無いのは大学生にとっての一番のジレンマかと思います。 学費を出して大学に通っている以上、バイトに精を出すのではなくて勉強に精を出すべき、 という意見も分からなくもないのですが、 自分はどんなに理系の忙しい学部でも学問とバイトの両立は出来ると考えています。

 当然、授業をさぼってのアルバイトは違うと思います。 あくまで学業が第一優先で、その上で大学生活や今後の社会人生活を踏まえて、 是非在学中に色々なアルバイトにも挑戦してほしいな、と思ってこのコンテンツを作っています。

 色々な学生さんに会って話をし、また自分のアルバイト経験を振り返って整理したのですが、 まず自分はアルバイトに対して下記の2つの目的があると思っています。

@お金を稼ぐこと
A社会経験を積むこと

 当然、アルバイトなのでどんな仕事でもお金は稼げると思うのですが、 単価を考えた際に、自給は高いけど経験を積みにくいアルバイトと、 時給は低いけど経験は積みやすいアルバイトがあると考えて下さい。 これをもう少し噛み砕くと、アルバイトに次のは2つの種類があると考えています。

(a)自分の経験を売ること(家庭教師、塾講師、キャバクラ…)
(b)新たな経験を得る事(上記以外)

 当然理想は@/A、(a)/(b)のどちらも実現できるようなアルバイトですが、 自分が経験を得られて多額のお金を稼げるような単価の高いアルバイトは そうそう無いと思います。 (仕事のアウトプットは自分の経験に依存するので当然ですよね)

 是非大学生の皆様には、この@/A、(a)/(b)の軸を意識し、 その目的をきちんと切り分けてアルバイトを選んで欲しいな、と思います。

 まず、ある程度高学歴の学生さんは、大学に入学して最初のアルバイトに、 @-(a)を選びがちだと思います。 自分の受験経験を活用出来、かつ単価も高いので、 お金を稼ぐという観点ではこの選択は非常に効率的です。

 しかし、就職活動や社会で働く際の経験を得る、という観点でアルバイトを考えると、 実は@-(a)における自身の成長度はあまり高くありません。 出来ることを提供している、自分の経験を切り売りしても何とかなってしまうからです。

 そして実は、企業側が自己PR等のアルバイト経験で見たいのは、 A-(b)観点での新たなことに挑戦する力や一つのことを粘り強く続けられる力であったりします。

 そのため、一般的な学生さんにおすすめしたいのは、 @/A、(a)/(b)それぞれの軸でバイトを二つ選んで実施することです。

 戦略としては、@orAのどちらか一つを長く続け、 もう片方をスポットで対応するイメージです。 お勧めは、単価は安いかもしれませんが、Aを継続して続け、 長期休み等で@をスポット的に実施してお金を稼ぐということです。

 @にこだわりを続けて、そこからAに昇華させるのも悪くないですが (自分はこっちでした。個人で家庭教師、塾講師を初めて、大学生の紹介サービスまで広げた)、 それでもAに特化して色々な経験をしておくべきだったなと感じています。 (飲食店でのホール・キッチンとか、宅配とか、社会人になったら経験できないこと)

 バイトで意識してほしいこと、実施してほしいことは次の項目でまとめますが、 自分の経験を切り売りするようなアルバイトは、 単価は良いものの実は得られる経験が少ないことを頭の片隅置いてほしいと思います。

 それより社会人になったら経験することが出来ないような、 どちらかというと学歴が関係ない、実力主義の世界の人で自分の力が発揮できるか、 挑戦してほしいな、と思います。

 余談ですが、スタバでアルバイトしている学生さんはしっかりしてるな〜という印象があります。 学生の育成塾としてスタバは事業拡大出来ると思います(笑)

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