プレゼンに対する苦手感を克服しよう


 プレゼンを行う機会は会社に入ってからもたくさんあります。 プレゼンといっても、研究報告会・成果報告会のようなパワーポイントを使った大勢に向けた発表もありますし、 エレベータピッチのような、短い時間で自分のビジネスアイデアを発表するような場もあります。 会社説明会にて質問をする、という行為も一種のプレゼンかもしれません。

 プレゼンについては色々な定義がありますが、 私は「自分の考えを表現し、人を動かす事」がプレゼンの定義だと考えています。 仕事は一人でするものではなく、いかに人に動いてもらうか、影響を与えられるか、が重要になってきます。 その意味で、プレゼンに対して苦手意識を無くしておくことは、 快適な社会人生活をおくる上で非常に重要なスキルになってきます。

 プレゼンに関して重要なことは、 「自分の言葉で語ること」の一点にあると私は考えています。 喋りが上手な人がプレゼンが上手な訳ではありません。 相手の理解度を確認しながら、自分の言葉で語れる人が、結果として人を動かすことが出来るのです。

 学生の間に自分の考えをプレゼンする機会というのは多くないかもしれません。 しかし、例えば私が会社説明会などで「最後に質問はありませんか?」 と聞いた時に挙がる手の少なさに、一抹の不安を覚えるのも事実です。 (私のプレゼンが下手というのは置いておいて下さい)。 謙虚さも大切ですが、それ以上に自分の考えを勇気を持って伝えることは大事です。

 ゼミ活動、研究活動以外にも、学外のアイデアソンやビジネスコンテストに出るなどして、 是非プレゼンの練習を繰り返し行い、自分の考えを自分の言葉で伝える経験を積んで欲しいと思います。 (男性の場合、色々な大学の学園祭でナンパしまくるのも効果的だと思います(笑))

 ここでは、資料作成の観点と、言葉の作り方の2つの観点からプレゼンのコツについてまとめたいと思います。 是非参考にしてみてください。

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@プレゼンにおける資料作成のコツ

これはもう、シンプルかつ美しく、の一点につきます。 人を動かす資料は細部まで考え抜かれています。 キーワードは「細部に神は宿る」です。 といっても、そんなに肩肘を張る必要はありません。 まずは最低限、

・誤字、脱字のチェック:言うまでも無いですよね
・フォント、行間の統一:使うフォントは1つ、大きさは3種までが良いかと
・左右対称、中心意識の徹底:グリッド線を活用しましょう

これらを徹底しましょう。

たかだか誤字・脱字と思うかもしれませんが、 細部に対して気配り・丁寧さが持てない相手と仕事をしたいかどうか、ということです。 これらのミスが散見するような資料は、中身を読むに値しなくなる、という風にも言えます。 (資料一本で云千万円稼ぐマッキンゼーが徹底していることです)

資料の中身やリードをどうするか、の前に、まずは最低限、 上の項目チェックを徹底しましょう。 その次に、注意すべきポイントとして、

・ストーリー意識:良いプレゼンにはストーリーがあります
・言葉の洗練:文字は最小限に、こだわり抜きましょう
・フレームワークの活用:情報を俯瞰する際に活用します
・1スライド1メッセージ:1プレゼン1メッセージでも良いくらいです

が挙げられるます。といっても、これらは各人の特異なプレゼンの仕方や、 何より相手の好みもあるので、あくまで参考にしてください。 (働いていて、プレゼン資料は会社のカラーが出ると日々感じています)

、、、これらだけじゃ何を言っているかよく分かりませんよね。 正直、この項目で伝えたいのは、次の「自分の言葉で伝えること」なので、 とりあえずこれで勘弁して下さい。 赤を入れる例を(そのうち)差し込みたいと思います。 企画書でも何でも、送ってくれたら(気が向いたら)添削します(笑)

A自分の言葉で語ることのコツ

プレゼンは人を動かすことがその目的にあると述べました (研究報告会にしたって、予算を取りに行く、研究内容を承認してもらう、という意味ではプレゼンです)。 その際、最も重要になるのが、自分の言葉で語ることだと、自分は考えています。

自分の言葉で語る、という意味ですが、私は 「伝えたい想いや事実をその都度相手が理解しやすい表現で伝えること」だと考えています。

要は、定規杓子で誰に対しても同じ言葉でプレゼンするのではなく、 伝えたい内容はそのままに、相手に合わせた形でプレゼンする、ということを示しています。

プレゼンと言うと、自分が伝えたいことをベースに考えてしまい、一方的に話してしまうという残念な例が非常に多いですが、 相手が何を求めていて、相手に何が伝われば相手が動いてくれるのか、という相手思考がにたってプレゼンをすることが何より重要になってきます。

少しビジネス寄りになりますが、 例えば相手が有している技術背景に合わせて、説明のレベルを変えたりすること、 客観的な事実を重要視する相手だったらそれをベースにストーリーを組み立てたりすること(逆もまた然り)、等が一例として挙げられます。

人に動いてもらうためのポイントは、昔から色々な本などで議論がされていますが、 やはり相手の立場に立ってどこまでも考え抜く、ということが一つのポイントだと私は考えています。

相手がどういう情報を求めており、どう伝えたら一番自分の考えをデリバリー出来るか。 それをトコトン考え抜くことが、自分の言葉で語ること、人を動かす良いプレゼンに繋がります。

ただただ一方的に話すのではなく、相手の反応を見ながら、一緒にその空間を作り上げていく感覚。 これを意識することで、一気に人を引きつける、人を動かすようなプレゼンが出来るようになると自分は考えています。 この感覚、プレゼンの成功体験は、是非学生の間に有しておいて欲しいな、と思います。

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 以上がプレゼンのコツになります。 具体的な例が示しにくくて申し訳ないです。 場を用意してくれたらいくらでもプレゼンをしに行くので、気軽にお声がけ下さい(笑)

 講義編、ということで、目標設定やノート、レポートのまとめ方等の各手段についてまとめましたが、 これらは仕事をする上での基礎と何ら変わらないと再認識しました。

 自分の仕事の哲学ではないですが、目の前のやるべきことに集中して取り組み続ける力、 というのはどのような分野であっても今後社会に求められる力だと考えています。 (目の前のやるべきことは、「緊急ではないが重要なこと」も示していますよ!)

 別項目に課外活動等についてもまとめますが、学生のやるべきことは、まずはしっかり勉強することだと思います。 しっかり勉強して、学ぶことの楽しみも学んで下さいね。





大学生の間にしておきたい50のこと