大学生ならではの読書戦略を考えよう


 大学生の間に500冊の本を読むことを一つの目安にすると良いと思います。 500冊というと、年間120冊・月に10冊のペースであり、 量にしても壁一面本棚の一レーンくらいで、 下宿しているワンルームマンションの広さ的にも無理の無い範囲だと思います(笑)

 ここでは、大学の各回生毎に抑えておきたいジャンルを紹介したいと思います。 当然、読みたい本を読みたい時に読むのが一番頭に入るので、それが基本となるのですが、 それに加えて、下記を参考にして、自分なりの読書戦略を立てて見てください。

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【1回生】 基礎を作り、世界を広げるための読書

■大学の講義に関連する書籍 (a):(b)=7:3
 (a)一般教養 一般教養講義に関連する書籍
 (b)専門基礎 専門基礎講義に関連する書籍

■本の読み方に関するビジネス書
 ・本を読むことの効用や、読み方、おすすめの本等が書いてある書籍

■学習の進め方に関するビジネス書
 ・学習の効率を上げ方を書いてある書籍

■自己啓発に関するビジネス書
 ・健全な日々を過ごすことの重要性を諭している書籍

■小説・一般
 ・平積みされている小説、友達に教えてもらった小説、色々です。

【2回生】 専門知識を深掘りし、生きると働くを考えるための読書

■大学の講義に関連する書籍 (a):(b):(c)=2:6:2
 (a)一般教養 一般教養講義に関連する書籍
 (b)専門基礎 専門基礎講義に関連する書籍
 (c)専門関連 自身が興味を持った分野に関連する専門書籍

■ビジネス全般(働き方)
 ・先人の生き方・考え方をまとめた書籍
■小説・一般
 ・お気に入りの作家の本を全部読むスタイルがおすすめです。

【3回生】 専門知識を習得し、かつ就活を突破するためのビジネス中心の読書

■大学の講義に関連する書籍 (a):(b)=3:7
 (a)専門基礎 専門基礎講義に関連する書籍
 (b)専門関連 自身が興味を持った分野に関連する専門書籍

■ビジネス基礎
 ・働き方に関する書籍

■興味のある業界に関するビジネス書
 ・業界の最新動向をまとめた書籍

■就活を意識したケース/ノウハウ系
 ・就活でつまらない時間を使わないために活用する書籍

■小説・ビジネス系
 ・働くことに夢と希望を持てる小説達

【4回生】 自分の可能性に挑戦するための読書

■専門に関するノウハウ系
 ・専門でお金を稼げるレベルに近づけてくれる書籍

■趣味に関する教養書
 ・趣味を極めるための書籍

■新書関連
 ・深い思考と幅広い知見を得るための書籍

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 具体的な本の紹介は別の項目でまとめますが、 まずは自分の足で大型書店に向かい、実際に色々な本を手にとって眺めてほしいと思います。

 その中で、前書きを読んで心惹かれる本を見つけたら、 その場で購入してしまいましょう。手持ちが無いのなら、古本屋等で探してみるのも良いと思います。

 最先端の事例じゃないと効果が薄いのは、 就活前の『興味のある業界に関するビジネス書』くらいで、 それ以外に関して最先端を追わないといけないような書籍は多くないと思います。

 読書習慣が無い方には、ノウハウ系の本が読みやすくておすすめなのですが、 その中でも最初に『「本の読み方」や「学習」に関する書籍を読んでおくと、 その後の学習効果が高いと思います。

 また、せっかく大学に入学したので、背伸びの意味も込めて、 専門とは関係のない、一般教養に関する「教授おすすめの一冊」も挑戦してほしいです。 おそらく難し目の本を紹介されると思いますが、レポートで反映すると 高い評価をつけてもらえるので、一石二鳥です(笑)

 2回生になったら、専門の講義がメインになると思いますが、 ここは死ぬ気で踏ん張りましょう。 理系の場合、2回生の専門基礎を抑えないと院を卒業するまで苦しみ続けます(笑)。

 特に理論系の専門書については、読んで理解するのは不可能なので、 大学の講義を集中して聞いたり、先生に確認するなど工夫して、 章毎に自分の言葉で内容が説明出来るようにしましょう

 また、この時に色々な人の色々な考えに触れるのも良いと思います。 有名なビジネス人、思想家、芸術家等の生き方に関する書籍を読んで、 生きることに関する広がりを作っておくと、 就活を始める際にやんわりとした軸が出来ると思います。 小説もたくさん読んでほしいです。

 3回生になったら、まずは若手社員向けのビジネス書を数冊読み、 働くことのイメージを持って、インターンシップに備えましょう。 また、志望する業界の最先端の動向を読み込む事をおすすめします。 小説もビジネス系のものを読み、働くことに対するプラスのイメージを作るのも良いと思います。

 4回生になって無事に就活が終わったら、 自分の好きを追求してほしいと思います。 趣味でも、研究でも、旅行でも、プログラミングでも、ブログでも、何でも良いです。 4回生の間に、読書で得た知識を実体験を通じて「知見に落とし込む」感覚を作っておくと、 働きながら読書で自分を修正する習慣が作れます。

 理系の学生は院に進学する人も多いですが、 その場合は研究に関する論文を読みながら、研究に貢献する読書も続けてほしいです。 研究活動とビジネス活動は、そう遠いことではないと、個人的には思っています。

 大きな方向性として、各回生毎に抑えておきたいジャンルをまとめましたが、 大学生の基本の読書戦略は手当たり次第本を読む多読スタイルです。 早速本屋に行き、今の自分に合う本を探してみてください。




大学生の間にしておきたい50のこと