大学生の間に英語を勉強すると何がお得なのか理解しよう


 まとまった時間の取れる大学生の間に英語を勉強しておくのは非常に効率的です。 自分も将来必要になると思って結構な時間を割いて学生時代に英語を勉強しましたが、 目的意識が不明瞭だったために全然身についておらず、非常に後悔しています

 英語学習の方法を伝える前に、 何故英語の学習が必要なのかをまとめようと思うのですが、 その前に、自分の拙い英語力と学習履歴(2016.11月現在)を紹介したいと思います。

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 大学入学前。入試科目の中では英語は得意でも不得意でもない(センターで180)が、 浪人時代に高い授業料を払っていたので、構文読解は得意だった。ただ、リスニング力は皆無。 (久しぶりに代ゼミのHPを開いたら、10年前と変わらぬ顔ぶれで懐かしくなりました。 富田先生、お世話になりました。10年たって、やっと少し使えるようになりましたよ)

 入学後、気が向いたタイミングでTOEIC学習を開始。 また、通学時間に一年かけて発音の練習を実施。 6年もの時間をかけて、大学院卒業時の英語力はTOEICで760 (書いてて情けなくなるくらい効率が悪い!!!。ただ、発音の勉強に時間をかけたのは我ながら英断だった)。 留学経験も海外旅行もしたことがなく、 研究室の交換留学生とギリギリ雑談出来るレベルで実践では使い物にならない

 入社後2年間は英語を使う機会は一切なく、 たまに会社の研修でTOEICがあるから、それに向けた学習を実施する程度で、 英語力としては現状維持、もしくはマイナス。

 入社後3年目の異動で、仕事で英語を使う機会や、 海外留学・海外勤務のチャンスが現れ始め、真剣に英語の勉強をし始める。 往復2時間の通勤時間でのTOEICの学習を開始。約1年でTOEIC860を取得。 その後、TOEFLの学習に移るも、初受験でハードルの高さにショックを受ける。 求められている英語力のレベルが違うと感じ、1年かけて単語力の増強・リスニングの強化を実施。 現時点でTOEFLスコアは80

 そして半年前、グループの外資系企業に出向する機会に恵まれ、 英語を実践的に活用する機会が激増する。 メール、打ち合わせ等、全て英語の環境で、上司も外国人。 資格で増強した英語は、実践では全く使い物にならず、 打ち合わせにおいても何を言ってるか一切理解できずに、辛い思いを繰り返す。

 しかし、半年が経過し、日々の地道なトレーニング(TOEIC/TOEFL勉強で学んだの知識をスムーズにアウトプットするトレーニング)により、 初対面の海外のビジネスパートナに対しても、時折聞き返しながらもビジネスを進められるレベルに成長

 完全に主観ですが、海外で活躍されているグローバルビジネス人材の 英語力を10としたら、自身の英語力は現時点では4くらいです。 ただ、今後の会社の動向や、将来のキャリアを踏まえて、後3年で、8くらいに持っていきたいと考えています。 (TOEFLでの100超え、飲み会で英語で専門的な議論が出来、かつ10分に1回笑いを取れるのが一つの指標)

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 正直、世界で活躍されている方や、学生時代に長期留学をされている方、 外大で勉強されている方に比べたら、自分の英語力はまだまだ足りていません

 しかし、10年近い、長い長い年月をかけて、 ようやく、ようやく仕事で使える、実践的な英語力が身についてきました。 文化の違いによる仕事の進め方の違いとか、海外に出張したときの現地の食事の旨さとか、 世界が広がることの面白さをまさに今、身をもって体感しています

 そして10年の年月を通じて、英語を勉強する意味やその効用、 学生の間にやっておくべき勉強や各種資格の位置づけなど、 学生さんに対して英語について話せる内容が増えてきました。

 また、グローバル化を意識した学生さんが増えているのか、 「学生時代に英語は勉強したほうがいいのですか?」 と聞かれる機会も年々増えていると感じています。

 その答えは、「Yes。ただし覚悟を持って腰を据えてやろう。以上、終わり!」 なのですが、長期的な学習においては、 「何で英語を勉強したほうが良いのか」という、 意識付けが重要になるので、 まずはこの項目ではまとめたいと思います。 (前置きが長くなりました…)

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 英語を勉強した方がいい理由。 それはシンプルに「人生で面白い体験を出来る可能性が高くなる」から。 これに尽きると思います。

 何をもって面白いかと感じるかは人それぞれで、 外に出るより家でゲームをしていた方が楽しい、 新しいものを見るより今あるものを愛でている方が楽しい、 という、どちらかと言うと内向的なタイプの人は、 正直、多大な時間をかけて英語を勉強しなくてもいいかな、と思います。 日本に生まれ、どんどん創出されるサービスを消費するだけでも、 人生楽しいですからね。魚も美味しいし。 (決してその生き方を否定しているわけではありません!!!)

 しかし、家にいるより外にいるほうが好き、 知っている人より知らない人と話すのが好き、 いつもの店より新しい店でご飯を食べるのが好き、 新しい考え方に触れるのが好き、 魚を食べるより現地で釣る方が好き、という人は、 大学生の間にたくさんの時間をかけて、 真剣に英語を勉強しても、絶対に損をしません。 (もしくは外交的になりたい人も、英語学習は良いきっかけになるかも知れません)

 英語が出来ると、社会人になった時に、海外に行くチャンスが抜群に増えます。 日本国内のインフラが整い、世界中がインターネットの発展で繋がってしまった現在、 どのような業界であっても、国内でビジネスを閉じることは、非常に困難になっています。 そのため、英語ができる人材を積極的に海外に送り込む機会は年々増えています。 超がつくドメスティックカンパニーの弊社でもそうなのですから、間違いありません(笑)

 これが何を意味するかというと、 会社のお金で海外に行ける機会が今後ますます増えるということなのです。 個人だと中々手が出しにくいような国に、仕事で、会社のお金でいけるのです。 独立している友人と話していていつも思うのですが、 これはもう、サラリーマン冥利に尽きます。 (当然日中は全力で仕事をしますが、アフター5は別です(笑))

 例えば英語ができることで、年間1回海外に行く機会が与えられたら、30年で30回です。 個人で30回海外旅行に行くのは、中々難しいと思いませんか? (仕事と旅行は違いますが、海外の訪れて視野が広がって楽しいという観点では同じです) (海外出張の手続きの大変さや仕事における責任感の議論は置いておいてください(笑))

 海外に行くことの効用については、一回海外旅行に行けばわかると思うし、 学生さんでもおそらく理解されていると思うので、ここでは多くは語りません。 今回で伝えたいのは、英語が出来るということは個人より社会において価値があり、 社会人になった時に、その恩恵を多大に受けることが出来るということなのです。

 そして、ここがポイントなのですが、 会社で英語が出来ることをアピールするのは、入社直後が実は一番美味しいのです。

 色々な会社で働く友人の話を聞くと、 企業の多くが、初期の社員研修でTOEICを入れています。ここである程度の点数を叩き出すことで、 人事の評価欄に「グローバルビッド」が立ち、 海外経験が得られる可能性が高くなる、と自分は考えています。 (当然会社によって異なるので、あくまで妄想ですが、色々な会社の人と話す中で、そんなに外れていないと感じています)

 そして、一度その機会を得ると、そこで成果を残すために、より一層英語を勉強し、 さらに実践で英語を使うので英語が出来るようになる…という正のスパイラルが発生するのです。

 英語の学習には時間がかかります。 上手な勉強法もありますが、それ以上に、 どれだけ時間をかけて地道に脳みそに負荷を与え続けたか、がモノを言います。

 社会人になったら、仕事と飲み会が続き、慣れない環境で平日はクタクタになり、 また結婚して、子どもも出来たらこれらに家事・子育てが加わり、 自分の時間はほとんど皆無になります。(その分家族からは幸せを貰えるのですが(笑)) まとまって勉強できるのは通勤時間くらいしかありません。 発音の勉強なんて、不可能です

 なので、時間のある学生時代に英語は真剣に勉強して、 入社時にスタートダッシュを切ることが重要なのです。

 自分の場合は、ドメスティックカンパニーだったので、 入社時のTOEICが760でもある程度のビットが立ったと思っていますが、 留学経験者・帰国子女が増えている現在、TOEICは頑張って860以上を目指しましょう。

 以上、簡単にまとめると、

・英語が出来ると人生で面白い体験を出来る可能性が高くなる。

・入社時に英語が出来ると社会人になった時に正のスパイラルに入れる。

・英語の勉強には時間がかかるので、時間のある学生時代に取り組むのが良い。

となります。

 次以降、具体的な英語スキル習得に向けたマイルストーン等をまとめたいと思います。 よろしくお願いします。





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