グループディスカッションは、グループ全員で突破しよう


 グループディスカッション(GD)は学生さんにとって得意・不得意が別れる分野ですね。 私は学生時代や社会人になっても、このグループディスカッションは割と得意で、 今のところグループディスカッションで評価がいまいちだった経験はありません (逆に面談は苦手です。第一印象が悪いので…(笑))。

 グループディスカッションのポイントは、
@全員突破のマインド
Aゴールの定義合わせを行う
Bケーススタディの練習をしておく
の3つだと思っています。それぞれについて、説明します。

 まず、「@全員突破のマインド」ですが、 グループディスカッションは全員で突破する姿勢が重要です。 チームで一人だけ出し抜こうとするのではなく、 チーム全体でアウトプットを出すことを意識しましょう。 (グループディスカッションは、チームメンバーの全通り、全落ちが普通に発生します)

 「自分の発言が通ったらGD突破!」ではなく、 「チーム全体の良いアウトプットに多数貢献出来たら突破!」という観点が重要です。 貢献の仕方は人それぞれで、議論の観点を整理してチームをまとめたり、 議論を発散させて可能性を広げたり、チームの雰囲気を良くする発言を意識したりと、 やり方は問いません。

 ただ、チームとして突破することが重要だからと言って、 議論に妥協する必要は一切ありません。 違うと思ったらきちんと違うと発言することは重要です。 特に外コン等深い思考が求められる企業では、違和感を有している中変にまとめようとしたり、 安易な同意・妥協は即切られます。 (みんながいい感じになっている時に、違和感を感じている人はいけてる人が多い、と 某外コンで採用に関わる友人が教えてくれました)

 しかし、目的はあくまでもチームとして最高のアウトプットを出すことであり、 自分の意見がそちらに繋がらないのなら、柔軟に考え方を変えて、 自分の付加価値を出していく気持ちは重要です。 (柔軟性も見られています)

 全員突破のマインドを全員で持つために、グループディスカッションが始まる前の アイスブレイクの時間は大切にしましょう。 この時に一緒にやるメンバーに対していくつか笑いを取れたら、 本番での気持ちが楽になると思います。

 次に「Aゴールの定義合わせ」ですが、グループディスカッションで 一番重要なのはこの「定義合わせを先導を切って行えるかどうか」にあると考えています。

 グループディスカッションで一番残念な例は、いきなり各論に入ってしまい、 最後に結局何が議論のゴールだったのか、曖昧のまま終わってしまうことです。

 実際の仕事においても、 会議の前に、本会議の目的・アウトプットが何かを明確化してから内容に入るのは仕事の基本です。

 グループディスカッションにおいても、 お題が何であれ、議論を進める前に、 何をもって議論のゴールとするかを定義してください。 それも可能な限り具体的に…。 (提案ネタなら、相手が誰で何を求めているのかまで。 前提条件に書かれていなかったら、そこの仮定も合わせましょう)

 最後に「Bケーススタディの練習」ですが、 これはコンサル志望でなくても、必ずしておくべきだと思います。 具体的には、『過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題』 『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』あたりの本を読んで、 戦略構築に関する基本的な考え方を練習しておきましょう。 (小難しい戦略系の本は会社に入ってからで良いと思います)

 グループディスカッションのテーマが何であれ、 その多くは戦略的な思考が出来ているかどうか、が問われているはずです。 (そうじゃないと定量的な評価が出来ないので…)

 実際には相手がいるものなので、 これらの本を使って練習した通りに議論は進まないでしょうが、 議論の中で検討するべきポイントや、最初のゴールの合わせをイメージするのに、 ケーススタディの本で練習するのは、非常に効果的です。 どうせ社会人になったら必要とされる能力ですからね。

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 グループディスカッションは特に応募者の多い企業において 初期の選考で活用されることが多く、今や就活において避けては通れない選考になっています。

 正直グループディスカッションはメンバーの運に依存するところもありますが、 自分で練習できる事もたくさんあるので、丁寧に対策をし、 本番の面接に向けて取りこぼしの無いようにしてくださいね。

 また、グループディスカッションをしたメンバーとは終わった後に喫茶店に行って反省会をして、 また就活の情報共有等をするなどして、仲良くなってくださいね。 自分も今でも就活時代に仲良くなった人たちと情報共有も兼ねて飲みに行ったりしたりしています。

 就活の縁も何かの縁です。大切にしていきましょう。





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