No.21 自分に確固たる自信を持つために「want,can,need」のフレームワークを抑えよう


【自身を自信で色づけるためのフレームワークについて】


 少しテクニカルな話になりますが、 「就活で面接等を突破するにあたって重要なポイントは何ですか?」と聞かれたら、 「自信を持つこと」の重要性と、「want,can,need」の考え方の話をするようにしています。 重要度の比率は8割が自信、2割が考え方です。

 まず、自信を持つことの重要性についてですが、 その前段として、第一印象の重要性について説明したいと思います。 仕事をしていて良く感じるのですが、第一印象って、割と重要です。

 「顔が良いと面接で有利なんだろ?」なんていう単純な話ではありません。 話す時の目の動きや、話を聞くときの表情、相槌のタイミング。 声のトーンや身体の向き、服装や髪形。そして話す内容が組み合わさって、 その人の第一印象が形成され、その印象はかなり後々まで響きます。 顔が良くても話が軽いと、上辺だけに捉えられやすくなるようです(笑)

 第一印象が悪いということは、一発勝負の営業職なら当然致命的になりますし、 事務・技術職でも良好な仕事関係を作るうえで、重要になってきます。 (職場での仕事関係については、すぐに中身で判断されてしまいますが(笑))

 自分の場合、初対面での印象が悪いらしく、良く損をしていると言われます。 相手からどう見えるかを意識して生きるとか、 正直面倒で嫌なのですが、そこを意識せずに損をするのも馬鹿らしいので、 初対面時は見られ方を意識をするようにはしています。

 しかし、私の場合、あくまで意識するレベルで抑えています。 それは自分が色々な社会経験を積んで、仕事自体に自信がついてきたことと、 少し時間をかければそんなに悪くないやつだと分かってもらえる自信が(こちらは最近やっと)ついてきたからです。 しかし、初対面で30分程度しか時間が与えられない就活における面接では、第一印象の悪さは正直致命的です。

 では、第一印象に関して、何を意識すればいいのか。 声のトーンとか、見た目とか、第一印象を決める要因は多数あるのですが、 それらは一朝一夕で身につくものではありません。 (逆に、ビジネスの第一線で活躍されている方の立ち振る舞いは本当に一流です)

 なので、学生さんたちには、就活においてはとにかくシンプルに 「自分に自信を持つ」事を意識しよう、と伝えています。

 細部に拘るのではなく、自分が話す内容、自分自身にまずは自信を持つ。 それにより、声のトーンや表情に張りが出て、第一印象が良くなる。 同じ能力の人が面接に来て、同じ内容を話すとしたら、 面接する人はおそらくより自信に満ち溢れている学生を取ると思います。 (面接が進む毎に、能力の差分は小さくなっていくので、 選考する側も直観的な判断が増していきます)

 ただし、自信に溢れている、といっても、 「俺凄いだろ」というオラオラ系オーラを出せ、という訳ではなく、 謙虚さの中から自信が自然と伝わってくる、というのが重要です。 「俺凄いだろ」は逆に自分に自信が無くて強がっているように見えます。 ここのバランスは難しいのですが、あくまで自然体で自信を伝える必要があるのです。

 そもそも自己PRについては、自分が人生で一番頑張った、自信があることを話すわけで、 それすら自信なさげに話されると、聞く側も内容自体に疑問を抱いてしまいます。

 自分は学生時代に子どもが出来て結婚していたという負い目があったから、 就活当初、面接時に変にへりくだっていたところがありました。 それで落ちたと思われる会社が何社もありました。

 正直、短期間で上辺だけの第一印象を作りこむのは困難です。 社会人でも、皆が日々体験と反省を繰り返し、身に付けているのです。 そのため、就活においては、少なくとも自分を自信で囲んでいくことが、 シンプルで分かりやすいと思うのです。

 自信を持つことの考えについて、エイミー・カディ氏が、その重要性をTEDで講演されているので、 興味のある人は是非チェックしてみてください。個人的にかなりお気に入りの動画の一つです。 (特に「自分の見せ方を意識するなんて嘘をついているみたいで嫌だ!」 という人ほど見て欲しいです。日本語の字幕もついていますが、英語の勉強も兼ねて…)

『ボディランゲージが人を作る』 エイミー・カディ(日本語字幕有り)

 では、どうしたら内から溢れるような自信が出るのか、についてです。 先ほどのエイミーさんの講演のように、 面接の前に個室で自信満々ポーズをするのも大事ですが、 その前の話す内容の準備も当然重要です(笑)

 会社によると思うのですが、 自己PRと志望動機はおそらくESや面接中に聞いてくれると思います (自己PRについては学生時代に頑張ったこと、という聞き方かもしれません)。 そこで話す内容と、それに対する質疑応答に対する準備をしっかり行う、というのが、 自信を持って就活に臨むために、最低限やるべきことです。

 話す内容については、まずは各自でしっかり考えてほしいのですが、 それを考える際に、「want,can,need」の考え方くらいは抑えよう、 というのが二つ目の話です。

 これはそれぞれ何を言っているかというと、

■Want:自分がしたいこと。可能な限り具体的に。具体性が熱意として伝わります。

■Can:自分が出来ること。強みを活かして過去の受難を乗り越えた経験で伝えましょう。

■Need:会社に求められていること。深堀する必要はないですが、意識はしましょう。

 の3つを重ねることくらいは意識しよう、ということです。 上記をそれぞれ自己PR、志望動機でカバー出来たら、 内容はともあれ、最低限のロジックは通っているはずです。

 そして、上記最低限のロジックすら抑えられていれば、 ある程度の自信をもって大丈夫です。今まで飽きるほどのESを見てきましたが、 上記のロジックすら通っていないのが9割です。 (α就活生はこれだけで自信を持っては駄目ですよ。当然中身と人間性勝負です。 α就活生はそもそもこんなサイトを見ていないとは思いますが…)

 さらに、上記ロジックをもって、社員さんとの話や選考を進める中で、 自分が働いているところを右脳レベルでイメージ出来るところまで持っていけたら文句無しです。 自信が自然に伝わると思います。

 第一印象において、自信は重要であり、自信を持つために、 最低限のロジックは抑えて、後は自分の直観を信じ切る。 これが自然体として身について来たら、 面接の場で自分を伝えきれなかった、という経験は激減すると思います。

 その上で会社のニーズに自身の能力が見合ってなかったら潔く諦めて、別の会社を探しましょう。 心配しなくても、会社は星の数ほどあります。 自信を持って自分を伝えきれたら、自分に合った会社がきっと見つかります。Good Luck!!

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 最後にもう一度念のため。大事なのは、謙虚さの中から溢れ出る自信です。 自信の見せ方を勘違いして、偉そうにだけはならないように、気を付けてくださいね。 謙虚な姿勢は成長度の高さとリンクされる可能性が高いです。

 次は、続いて学生さんから良く相談を受ける、 「自分の強みの見つけ方」についてまとめます!





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